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2025/06/19 06:10

誰かのひとことで、なんだか嬉しくなったり
誰かの態度に、ふと落ち込んでしまったり。

私たちの気持ちは、とても繊細で
風が吹けばゆれる木の葉みたいに
毎日ちょっとずつ、変わっていく。

でもそれって、
とっても人間らしくて、素敵なことだと思う。

ただね、
気づかないうちに誰かにばかり影響されていると、
いつの間にか「自分のごきげんの取り方」を
忘れてしまうことがあるんだ。

何をすると嬉しくなるのか、
どんな時間が心をほどいてくれるのか、
それがわからなくなってしまうの。

だからこそ。

ときどき、自分に聞いてみてほしい。
「今日のわたしは、なにがあったら嬉しい?」って。

たとえば、
お気に入りのカフェにちょっと寄り道してみるとか
がんばった自分に、ちょっといいお菓子を買って帰るとか
寝る前にスマホを閉じて、静かな音楽を流してみるとか。

そういう小さなことのなかに、
ごきげんのタネはたくさん隠れてる。

“自分を甘やかす”とか
“わがままになる”ってことじゃない。

自分の声をちゃんと聞いてあげるって、
とても大切なことなんだ。

他人を優先するのも、誰かのために頑張るのも、素敵なこと。
でもね、
その中に「自分」を置いてけぼりにしないでほしい。

自分のごきげんは、誰かが決めるものじゃなくて
本当は、自分だけが知っているもの。

自分の「うれしい」や「ほっとする」を
自分で見つけて、そっと手渡してあげる。

そうやって少しずつ、自分と仲良くなれたら、
どんな日も、ちょっとだけ優しくなる。

心がしんどくなったとき、
誰かの顔色ばかり気になってしまうとき、
忘れないでね。

自分のごきげんは、自分でとっていい。
自分を笑顔にできるのは、自分なんだってこと。

だから今日も、
自分にやさしくしてあげよう。
ちゃんと、自分を大切にしてあげよう。