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2025/06/22 09:26

「なんでこんなことでイライラしちゃうんだろう」
あとから自分でも、ちょっとびっくりしてしまうときってありませんか?

心の中では
「こんな自分、いやだな」
「もっと大人になりたいのに…」って、
ぐるぐると自己嫌悪になってしまったりして。

でもね、
イライラって、ほんとうは「心のさけび」みたいなものなんです。

ちゃんと伝えたかったことが伝わらなかったとき。
大事にしてほしかった気持ちが、置いてけぼりになったとき。
誰かにちょっと傷つけられたと感じたとき。

「悲しい」「さみしい」「わかってほしい」っていう気持ちが、
うまく出せなくて、
かわりに“イライラ”というかたちになって表に出てくることがあるんです。

イライラの奥には、
実はとても繊細で、やさしい気持ちが隠れていることが多い。
そしてそれは、
自分を守ろうとする、大切な心の反応でもあります。

だから、イライラした自分を責める前に、
そっと問いかけてみてほしいんです。

「いま、どんな気持ちだった?」
「本当は、どうしてほしかったの?」って。

たとえば——
ちゃんとありがとうって言ってほしかった。
理不尽なことに黙っていたけど、本当は悔しかった。
もう少しだけ、やさしくしてほしかった。

そんな本音が、心の奥に眠っているかもしれません。

イライラって、ただの怒りじゃなくて、
“守りたかった何か”の証なのかもしれません。

だからこそ、
感情だけを見て「ダメだな」って判断しないでほしい。
その奥にある「ほんとうの気持ち」に、
自分自身が気づいてあげられることのほうが、ずっと大切なんです。

そして、
「今日もがんばったね」って、
イライラしながらも踏ん張った自分を、ちゃんとねぎらってあげてください。

感情を持てあます日があってもいい。
思い通りにいかない日があってもいい。
大人になっても、自分に優しくすることは、大切なことだから。

ぽとりも、ときどきイライラするよ。
でもそのたびに、「あ、疲れてたのかも」って気づいて、
ちょっと深呼吸したり、空を見上げたりするの。

大丈夫。
心はちゃんと、あなたを守ろうとしてるだけ。
そんな自分を、責めるのではなく、やさしく理解してあげてほしいな。