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2025/06/29 09:20

怒ってしまったあと、
「なんであんな言い方しちゃったんだろう」
「大人げなかったな」
って、自分を責めてしまうことってありませんか?

ぽとりにも、あります。
あとから恥ずかしくなって、
なんとなくモヤモヤが残って、
「怒った自分」そのものがダメだったような気がしてしまう。

でもね、
ぽとりは思うのです。

怒りって、ほんとうは「心の声」なんじゃないかって。

悲しい、とか
つらい、とか
さびしい、とか
「そんなふうに言われたら、傷つくよ」っていう、
もっと素直で繊細な気持ち。

でも、それをうまく言葉にできないときに、
怒りというかたちでポンっと表に出てしまうことがあるんです。

「わかってほしかったのに」
「ちゃんと聞いてほしかったのに」
「わたしの気持ちを置いていかないでほしかった」

怒りの奥には、
そんな“伝えたかった想い”が隠れていることが多い。

だから、
怒った自分をすぐ責めるんじゃなくて、
まずはそっと、自分に問いかけてみてほしいんです。

「わたし、なにが悔しかった?」
「本当は、なんて言いたかった?」

もしかしたら、
思っていた以上に悲しかったのかもしれないし、
想像以上にさみしかったのかもしれない。

怒りは、心が出したSOS。
「このままだと、自分が傷つきそうだよ」っていう
守ろうとするサインなのかもしれません。

そして、
もし誰かの怒りにふれてしまったときも、
「なんでそんな言い方するの?」って反応する前に、
「この人、ほんとは何を伝えたかったんだろう」って
心の奥を想像してみることができたら、
少しだけ、世界がやさしく見えるかもしれません。

怒りを否定しない。
でも、怒りの奥にある「ほんとうの気持ち」に気づくこと。

それが、
人と人の間に、あたたかい理解を育てる第一歩になるのかもしれません。

怒ることがある自分も、
ちゃんと気持ちを持っている証。

だから今日も、
「怒ってしまった」と思ったら、
その奥の気持ちに耳をすませてみてください。

きっとそこには、
「わかってほしかった」っていう、
やさしくて大切な想いが眠っているはずです