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2025/06/29 09:25

気をつかうより、気を守るほうが大事なときもある。
誰かの言葉に合わせたり、
場の空気を読んで、無理に笑ったり。
「そうだね」と言っておきながら、
心の中では「ほんとは違うんだけど…」とつぶやいている。
そんなふうに、
気をつかいすぎて疲れてしまうことってありませんか?
自分がガマンすればうまくいく。
その場がなごやかなら、自分の気持ちは後回しでいい。
つい、そんなふうに思ってしまうけれど…
本当に大切にすべき“気”は、自分の心のほうかもしれません。
誰かの期待に応えようとするほど、
自分の中にある“違和感”が、少しずつ見えなくなってしまう。
「無理してないつもりだった」
「でも、ふとした瞬間に涙が出た」
そんな心のサインに、後から気づくこともある。
期待に応えることがやさしさなら、
自分の安心を守ることは、自分への誠実さ。
ほんとうは行きたくなかった場所。
ほんとうはイヤだったお願い。
ほんとうは言いたかった「NO」。
気をつかう前に、
「これ、自分がほんとうに安心できる選択かな?」って、
一度、自分の心に聞いてみてほしい。
安心を選ぶことは、
わがままなんかじゃない。
優先すべきものを、ちゃんと自分で選べている証。
無理に合わせないことで、
本当のやさしさや本音が育つこともある。
すべての人に合わせようとすると、
自分の輪郭がぼやけてしまう。
でも、自分の“安心”を選んだとき、
心にちゃんと帰れる場所ができる。
それは、「これが私」という、
小さな土台になる。
大丈夫。
あなたが自分を大切にすることは、
誰かを大切にできなくなることじゃない。
自分の安心を守ることができる人は、
人の気持ちにも、本当の意味で寄り添えるから。
今日も、あなたの気持ちが、
あなたの中でいちばんの味方でありますように。