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2025/07/06 08:22

無理して笑った日も、
ほんとは話したくないのに、頑張って合わせた日も。
あのときの自分を「ダメだった」って思わないであげてほしい。
あれはあれで、ちゃんと意味があった。
「嫌われたくない」っていう気持ち。
それは、誰かを大切にしたいって気持ちの裏返しだった。
「傷つけたくない」「変に思われたくない」
そんなふうに思った自分を、どうか責めないで。
だって、心の奥にはちゃんと“やさしさ”があったから。
それに、「距離をとりたい」と思ったことだって、
誰かを突き放したかったんじゃない。
ただ、自分の心を守るために必要だったこと。
人との関係って、本当にむずかしい。
がんばりすぎて疲れたこと、あるよね。
無理してでも笑顔でいなきゃいけない気がして、
ひとりになったあと、どっと疲れが押し寄せたこと、あるよね。
でもね、うまくやらなきゃとか、
いい人でいなきゃって思い続けていると、
本当の自分がどこにいるのかわからなくなってしまう。
人との関係は、「自分らしくいられること」がなにより大切。
全部に応えなくていい。
いつも元気じゃなくていい。
返事ができないときがあってもいい。
うまく話せない日があってもいい。
それでも壊れない関係が、本当に大事な関係。
あなたのことをちゃんと見てくれる人は、
「無理して笑ってる顔」より、
「ほっとしてる素の顔」のほうを大切にしてくれるから。
言いたくないときは、言わなくていい。
会いたくないときは、会わなくていい。
相手の気持ちばかり優先しなくていい。
それでも、つながっていける人は、必ずいる。
むしろ、自分を大切にできる人のほうが、
人にもちゃんと優しくなれると思うから。
たとえば、ひとりで過ごす静かな時間。
誰かと少し距離を置いて深呼吸する時間。
そういう“余白”があることで、
関係はもっとやさしくなれる。
だから、無理して誰かに合わせるよりも、
まずは「自分に素直になること」。
それが人と関わるうえで、
いちばんシンプルで、いちばん大事なことかもしれません。
「いい人」をやめても、大丈夫。
あなたは、もう十分やさしくて、ちゃんとがんばってる。
すこしずつでいいから。
安心できる関係を、ゆっくり育てていこうね。
そして、なによりも自分にとって、やさしい選択を。