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2025/07/10 08:00

悲しい、つらい、そんなとき
感情にふたをして、
なんとか毎日を乗り切ろうとすることって、あると思います。

悲しんでる場合じゃない。
泣いても何も変わらない。
やらなきゃいけないことが山積みで、
「とにかく前に進まなきゃ」と、自分に言い聞かせる。

だけどね、
そのまま無理をしていると、
悲しみやつらさを感じなくなるだけじゃなくて、
**「うれしい」「楽しい」**といった感情まで、
感じづらくなってしまうことがあるんです。

「最近、なんだか何をしても楽しくない」
「好きだったことにもワクワクしない」
「せっかくの休日なのに、何もしたくない」

そんなふうに感じたことはありませんか?

それって、もしかしたら——
感情にふたをして頑張り続けた心が、
「感じる力」をちょっと休ませてるのかもしれません。

人の心は繊細で、
負の感情だけを閉じ込めることはできません。
悲しみや怒りにふたをしてしまうと、
同時に喜びやときめきも、遠くにいってしまう。

だからこそ、
まずは、自分の気持ちに「気づいてあげること」が大切なんです。

「本当は今、疲れてる」
「ちょっとだけ、悲しかった」
「がんばってるのに、認めてもらえなくて寂しい」

そうやって、
自分の“声にならなかった気持ち”に、
そっと耳を傾けてあげる。

そして、そのあとにできることがあるとしたら、
**「小さな“したい”を叶えてあげること」**です。

たとえば——
・コンビニで気になってたスイーツを買ってみる
・ずっと観たかった映画を、夜ふかしして観てみる
・お気に入りのカフェに、ひとりでふらっと行ってみる

そんなささやかな「やりたい」を、
ちゃんと自分に叶えてあげると、
少しずつ心は落ち着いていきます。

「自分のしたいことを、叶えていい」
そう思えるだけで、
世界がほんの少し、やさしく見えるようになるんです。

何か特別なことじゃなくていい。
気負わなくていい。
“自分のために”選んだ、小さな行動を、
ちゃんと自分に「いいよ」って許してあげてください。

悲しみも、喜びも、
全部感じられるあなたでいるために。

今日も、心の声に、やさしく気づいてあげられますように✨