BLOG
2025/07/19 07:59

誰かといるとき、
楽しませなきゃ、笑わせなきゃって、
いつもどこかで身構えてた。
沈黙がこわくて、
気まずくならないようにって、
一生懸命話題を探して、笑顔をつくって。
でもね、あるとき気づいたんです。
居心地のいい人って、決して“おもしろい人”だけじゃない。
特別な話ができなくても、
どうでもいい話でふっと笑いあえたり、
沈黙もそのまま受けとめてくれたり。
長く一緒にいても、なぜか疲れなくて、
なんとなく心が、ほっとゆるむ。
今までを思い返してみても、
「この人といると落ち着くなぁ」って感じた人たちは、
いつも、わたしのどうでもいい話を
ちゃんと聞いてくれたり、笑ってくれた人たちだった。
上手に話すことが大事なんじゃなくて、
目の前の空気を、あたたかくすることが大事だったんだって、
やっと気づけた。
面白い話ができなくてもいい。
気のきいた返しができなくてもいい。
自分が相手の話をちゃんと聞いたり、
ゆっくり笑ったり、
無理せずそこにいられたら、
それだけで“心地いい時間”になるんだって。
そう思えるようになってから、
人といることが、前よりずっと楽になった。
がんばらなくていい。
ちゃんとしなくていい。
ただ、自分らしくいられる場所を、
少しずつ増やしていけたらいいよね。