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2025/07/27 09:05

今までの自分を振り返ってみると
「あれは失敗だったなあ…」って思うことが、いくつもある。

思い切って始めたけど続かなかったこと。
高いお金を払って挑戦したけど、結果につながらなかったこと。
やるだけやってみたけれど、報われなかったこと。

「どうしてあんなことしちゃったんだろう」
「もっと考えて動けばよかったのに」

そんなふうに、過去の自分を責めたくなる瞬間も、きっと誰にでもある。
わたしも、何度もある。

でも、
どんな失敗にも、ちゃんと意味があったなってこと。

たしかに、成果は出なかったかもしれない。
誰にも認められなかったかもしれない。
でも、あのときの悔しさがあったから、
わたしは変わることができた。

うまくいかないって、すごく辛い。
自分を否定されたような気持ちになるし、
「もう挑戦するのが怖い」と感じることもある。

だけど、そんな経験を乗り越えてきたからこそ、
今の自分には、ちょっとだけ深みがある気がする。
あの頃より、他人の痛みにも気づけるようになったし、
失敗している誰かを、責めずに見守れる自分がいる。

失敗って、決して恥ずかしいことじゃない。
むしろ、何かをやってみた証。
「変わりたい」「前に進みたい」と願った証拠。

それにね、本当に失敗って「終わり」じゃない。
あとから思い返して、「あの経験があったから今がある」って思える日がくる。

あのときの自分が、勇気を出して一歩踏み出してくれたから
今の自分が、ここに立てている。

失敗したっていい。うまくいかなくてもいい。
そのたびに、ちゃんと何かを学んで、気づいて、
そしてまた一歩、自分を信じて進んでいけばいい。

無駄な挑戦なんて、ひとつもなかった。
全部が、わたしの血肉になっている。
心の筋肉が、ちょっとずつ鍛えられている。

そしてこれからも、きっとまた失敗するかもしれない。
でもそれは、また挑戦したということ。
何かを信じて、自分の人生を生きようとしたということ。

だから、やっぱり――
挑戦するって、かっこいいことだ。
失敗するって、尊いことだ。

何度転んでも、そこからまた起き上がるその姿こそが
一番美しいなと思う。

自分の歩んできた道を、どうか誇ってください。
うまくいかなかった日々さえも、
確かに、あなたの人生をつくってくれているのだから。