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2025/08/03 09:22

つい、感情にまかせて、やってしまった。
言わなくてもいい一言を言ってしまった。
あとから思い出しては、
「なんであんなこと言っちゃったんだろう」
「自分って最低かも」って、
自分を責めてしまう。

でもね、
感情に流されるのには、ちゃんと理由がある。
そうなってしまうまでに、
たくさんの「我慢」や「モヤモヤ」が積もっていたはずなんです。

たとえば、
大切な友達に、きつい言葉をぶつけてしまったとき。
それはきっと、
その瞬間だけで爆発したわけじゃない。

日々の中で、少しずつ心にたまっていったこと。
何度も飲み込んできた言葉。
ちょっとしたすれ違いや小さな悲しみ。
そのすべてが積み重なって、
限界に達してしまっただけなんだと思う。

その“瞬間”だけを切り取ってしまうと、
自分がまるで悪者のように感じてしまうかもしれない。
でも、その背景には、
ちゃんと「過程」があるんです。

だから、どうか、自分を責めすぎないでほしい。

あなたはきっと、
大切にしたかったからこそ、
ずっと我慢して、言葉を選んで、頑張ってきたんだと思う。
でも、人ってそんなに完璧にはできてないから、
感情があふれてしまうことだってある。

だからこそ大切なのは、
感情が落ち着いたあとに、
「本当はこう思っていたんだよ」って、
冷静な言葉で伝えてみること。

その言葉にはきっと、
その場の怒りじゃなく、
ちゃんとした思いが込められてる。

「悲しかった」
「寂しかった」
「こうしてほしかった」

そうやって自分の気持ちを丁寧に伝えることは、
関係を終わらせるのではなく、
関係を育てていくための、大切なプロセス。

人間関係って、
きれいごとだけじゃ続かないし、
すれ違ったり、ぶつかったりすることもある。

でも、だからこそ
「本音で向き合うこと」
「冷静に話せるタイミングを見つけること」
それが、長くあたたかい関係を築くコツなんだと思う。

失敗してもいい。
感情があふれてもいい。
大切なのは、そのあと、どうするか。
自分を見つめ直して、相手とちゃんと向き合えるかどうか。

そんなふうに思えるあなたは、きっと大丈夫。
少しずつでいい。ゆっくりでいい。
自分の心と、まっすぐに付き合っていこう。